四国電力では、4月1日から深夜電力料金が28%増しの14.22円/kWhになりました。

 

オール電化は、ランニングコストが抑えられることがメリットでしたが、
それは全て、安価な深夜電力を有効利用することで実現していました。
深夜電力が値上がりする前/後で、
給湯にかかる費用はどう変わるのか?

 

条件)
給湯に年間18GJのエネルギーを消費する
エコキュートの実質のCOPは2.4とする
エコジョーズの熱効率を95%とする

 

【エコキュート】
前:1900円/月

後:2500円/月

28%UPはだてじゃありません。
いままで2000円を切っていた給湯費用が、2500円です。
給湯器を、ガスと電気のハイブリッド、エコワンにすると、、

 

【エコワン】
3500円/月

エコキュートの2500円には及びませんが、
結構低廉な価格になっています。

 

これが【エコジョーズ】だと、

7000円/月

といったところ。
エコワンのほぼ倍。
かつては、ランニングコスト対決をすると
1.エコキュート 2000円
2.エコワン   3500円
3.エコジョーズ 7000円

 

位なものでしたが、
深夜電力値上げを受け、
エコキュート と エコワンの差がぐっと縮まりました。
※順位に変更なし、、、

1.エコキュート 2500円
2.エコワン   3500円
3.エコジョーズ 7000円

 

停電になったら全てが止まるオール電化。
一方プロパンボンベなら停電時でもガスは使えるし、簡単な自家用発電機があれば、
停電中でもエコワンを動かすことも可能です。

 

電気代はここ数年でどんどん上昇していますし、
将来どんな形になるのか分かりませんが、
今のままで行くと、深夜電力はもっともっと高くなっていく、かも。
もしそうなれば、エコキュートの、オール電化の
ランニングコストの優位性が完全に崩れます。

 

現状は、まだオール電化のほうが安くなるけども、、、
過渡期に突入、という感じでしょうか。

 

電気代、目が離せませんね。